今年生誕400年を迎えるフランスを代表する劇作家、モリエールが生み出した傑作喜劇『守銭奴』を、ルーマニアの鬼才、シルヴィウ・プルカレーテ演出し、佐々木蔵之介主演する。プルカレーテ演出×蔵之介主演は、2017年上演の「リチャード三世」以来、5年ぶりとなる。主人公は、愛しているのは金ばかり、家族よりも何よりも金に執着し、あらゆる金を出し渋る極度の倹約家、アルパゴン。金に纏わることならどんな労力も厭わない異常な人物。モリエールの生み出した、ドケチおやじとその周りが繰り広げる たった1日の物語だ。2022年11月上演。

舞台「今度は愛妻家 THIS TIME IT'S REAL」。作・中谷まゆみ、演出・板垣恭一のコンビで海外でも高く評価された傑作舞台がA.B.C-Z戸塚祥太主演で8年ぶりに上演。出演：戸塚祥太（A.B.C-Z）　三倉佳奈　黒沢ともよ　浦陸斗（AmBitious/関西ジャニーズJr.）　渡辺徹

ルーマニア・シビウで日本の歌舞伎が生まれ変わった話題作『スカーレット・プリンセス The Scarlet Princess』。退廃的な美しさと奇想天外な愛憎ロマンで江戸歌舞伎界の話題をさらった四代目鶴屋南北『桜姫東文章』が原作。この歌舞伎の大傑作を、ルーマニア出身の演出家シルヴィウ・プルカレーテ氏が大胆に翻案し、スペクタクル化したもの。2022年10月東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。

森新太郎演出、正門良規主演の舞台『ヴィンセント・イン・ブリクストン』の上演が決定した。ニコラス・ライトによる画家になる以前の若きゴッホを描いた戯曲で、2002年にロンドンのナショナル・シアターにて初演され、03年にはイギリス最大の演劇賞である第27回ローレンス・オリヴィエ賞を受賞。また同年のトニー賞最優秀演劇作品賞にもノミネートされ、日本でも『若き日のゴッホ～ヴィンセント・イン・ブリクストン～』のタイトルで上演された。22年10月～東京グローブ座にて上演。